今回は、新規事業についてです。
以前、新規事業とスタートアップについて紹介しましたが、今回は実際の経験について紹介します。
私が新規事業に関わったのは以下の内容についてです。
1, 海外のソフトウェア製品の評価
2, 新しいプロジェクト体制について
3, アライアンス戦略について
1,については、約2ヶ月で評価レポートを作成し、結果はその製品の販売子会社を設立しました。
2,については、これも役2ヶ月で新規プロジェクト体制のレポートを作成しましたが、会社組織はあまり変わりませんでした。
3,については、2年かかりましたが対象となったパートナー企業と自社の業績は伸びる結果となりました。
一連の取り組みから言える事は以下です。
1, 新規だけでは事業イメージが沸かないので、なるべく早く事業イメージを具体化する。
2, 新しい事業の提案だけでなく、定着化までの計画が必要。
3, 期間までに結論を出して、課題を次のチームに引き継ぐ。
当たり前の事ですが、多くの新規事業のプロジェクトは期間終了まで考えるだけで、結果が出ないのも事実です。
昔も今も新規事業ブームなのかもしれませんが、思い付きと結果を出す事は大きく違いますね。
以下は新規事業創出促進法の簡単な解説です。
「新事業創出促進法(しんじぎょうそうしゅつそくしんほう)は、技術、人材その他の日本に蓄積された産業資源を活用しつつ、創業等、新商品の生産若しくは新役務の提供、事業の方式の改善その他の新たな事業の創出を促進するため、個人による創業及び新たに企業を設立して行う事業を直接支援するとともに、中小企業者の新技術を利用した事業活動を促進するための措置を講じ、併せて地域の産業資源を有効に活用して地域産業の自律的発展を促す事業環境を整備する措置を講ずることにより、活力ある経済社会を構築していくことを目的として制定された法律である。
但し、法律が新規事業を生む訳ではありません。」
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