明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
本当は元旦に新年のご挨拶と思っておりましたが、先月の後半に急に、ビジネスSNSであるリンクドインの知り合いの依頼で、1月2日の午前中に、シンガポールでハイブリッド(オンラインとオフライン)開催の国際会議で話すことになり、年末から元旦にかけてその準備をしておりました。
その知り合いとは、中国系米国人の教授・コンサルタント・経営者です。
話したテーマは、欧米、特に米国のグローバル企業では浸透しているものの、日本ではあまり認知されていない「チェンジマネジメント」です。日本でチェンジマネジメントを展開する際、欧米企業は日本独特の文化や国民性等で苦労する事が多いようで、バイリンガルな日本人でこのテーマの経験者に話をしてもらおう、となったようです。
私の話の後、日本におけるチェンジマネジメントについて、東南アジアの2名から質問がありました。米人だけでなくアジア人も苦労しているようです。
この事も踏まえて、去年の振り返りと今年の取り組みについて考えてみました。
<2022年の振り返り>
2022年はジェトロ(日本貿易振興機構)での中小企業の海外進出の支援、そして法人で融資を受ける事が出来て不動産事業の本格的展開の第一歩を踏み出したのが成果です。
2022年の夏頃に、2019年と2021年に英国の会社経由でチェンジマネジメントの相談がありましたが、フルでの活動を強く要望された事(最終的にはその事は妥協いただいた)以上に、ITが強いビジネスパートナーの精査の結果、ITプロジェクト自体に問題がありそうだという事で、丁重にお断りしました。
2022年の秋には、米国のある人から、米国企業の日本法人におけるDX推進のためのチェンジマネジメントの相談があり、米国本社のエンドカスタマー含む先方と何度かオンライン会議で討議しました。しかし、日本特有の事に対する理解不足による最初のボタンの掛け違いで結局、一旦保留となりました。
<2023年の主要取り組み課題>
以上を踏まえて、2023年は、以下を中心に進めていきたいと考えております。
1.ジェトロ(日本貿易振興機構):
ジェトロに支援を求めるお会社は海外事業に関わらず国内事業にも不可欠な、経営のノウハウ、特に国内外で採算性も見据えた事業を行えるような仕組みの構築、人材支援を要望されています。よって、私の専門であるマーケティングやブランディング、取引先候補の発掘や販路開拓に限らず、最近のハンズオン支援では新人の教育も行っています。このような包括的な支援を継続・強化とします。
2.新たなビジネスの柱:
上記1の活動を、ジェトロ以外のコンサルティング系のビジネスに展開させ、新たなビジネスの柱を育てたいと思います。
3.チェンジマネジメントとプロジェクトマネジメント:
海外からの要望が高いチェンジマネジメントについては、2017年~2018年のように私がフルで活動するのでなく、プロジェクトマネジメントと合わせて、目ぼしいビジネスパートナーとチームで対応するチーム編成と仕組化を行います。そうすることで、より多くの案件対応を通じて、より多くのお会社のお役に立てるようにします。
4.不動産事業:
不動産事業については、引き続き日本在住の外国籍等の入居者を見据えたものとし、拡大させていきます。
2017年9月に法人化して早、6期目に突入しています。
2020年1月から状況が変わり、一人社長の経営・運営からのシフトを図りつつあります。
まだまだ至らぬ点はございますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
2023年1月3日
グローバルエッジ株式会社
代表取締役
小柳恵
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