DX

今回は、DXについてです。

世の中では、口を開けばDXと言う状態で、それが何なのか議論はされていません。

今回、段階的に開設されている記事を見つけましたので、以下の4点に沿って考えてみたいと思います。

1, デジタイゼーション

2, デジタライゼーション

3, コーポレートトランスフォーメーション

4, インダストリートランスフォーメーション

1, は、所謂業務のコンピュータ化を指します。

私がコンピュータに関わり始めた頃は皆口にしていた言葉です。

合言葉は「効率化」でした。

2, は、業務を効率化するだけではなく改革しようと言う時代です。

改善と改革の違いでしょう。

合言葉は「BPR」でした。

3, は、個別最適ではなく企業全体の価値の最大化です。

企業戦略やアイデンティティの見直しにもさかのぼります。

ERPを導入して企業価値を最大化、と言う合言葉がありました。

4, は、3, の取り組みを企業間まで広げるものです。

ECやデータセンター、クラウド等の要素技術も必要です。

1, 2, 私も仕事を通じ経験していますが、そのアプローチが的を射ていたかどうかは

検証されていません。

3, もERP導入については渦中にいましたが、運用まで取り組んでいませんから、一過性の感があります。

4, については、まだ模索といてよいかもしれません。

また、業界に閉じない例えば行政などをどうするのかと言う課題もあります。

3, 以降は企業単独では取り組むのは困難です。エコシステム全体、ステークフフォルダー全体での調整が必要です。

この時点で、行政との関わりが出てくるのかもしれません。

以下にDXの進化形態を示します。