今回は、Web3についてです。
DX/SDGsなどいささか掛け声にはうんざりしますが、web3はより個人に対する影響が大きいと思います。
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Web3.0とは、ブロックチェーン技術の活用により構築される「次世代の分散型インターネット」のことを指します。現在の、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)など巨大IT企業による中央集権型のインターネット「Web2.0」から脱却し、インターネットを民主化する動きとして注目を集めています。
以下、インターネットをめぐる編纂や特徴、実績についてご紹介します、
1, 変遷
Web1.0
Web1.0とは1990年代のインターネットを指し、「一方向の情報伝達の時代」と呼ばれます。
Web2.0
Web2.0とは、2000年代以降、現在まで続くインターネットの姿を指します。ADSLや光回線など高速なネット回線が普及を始め、それとともにブログや、Twitter・Facebook・YouTubeなどのSNSが登場しました。それにより、画像や動画をふくむさまざまなコンテンツを個人が発信する、「双方向のコミュニケーション」ができるようになったのです。
Web3.0
Web3.0は前述のとおり、ブロックチェーン技術の活用によりWeb2.0の中央集権性を解消し、インターネットを民主化するものとして、分散型プラットフォーム「イーサリアム」の共同創業者Gavin Wood氏により、2014年に提唱されました。ブロックチェーンの急速な進歩・普及とあいまって、近年急速に注目されるようになっています。
2, 特徴
・個人情報を自己管理できる
第一の特徴・メリットは、個人情報を自己管理できることです。
・情報漏洩リスクの低減
Web2.0においてIT企業のサーバーに集められた個人情報は、ハッキングなどの攻撃による漏洩のリスクにさらされています。
・サーバーなしの直接取引が可能
Web2.0においては、さまざまな取引をサーバーが仲介してきました。たとえば、金融関係の取引は銀行のサーバーが仲介し、それにより銀行は手数料を得ています。
3, 実績
・Open sea
2017年12月にサービスを開始した、世界最大規模のNFTマーケットプレイス(取引所)です。出品されるNTF作品はデジタルアートた音楽で、日本の著名アーティストの作品も出品されています。
・Brave
2019年にサービスを開始したブラウザです。圧倒的シェアを誇るブラウザGoogle Chromeと同等以上の性能を持ちながら、プライバシーやデータを守ることを目的として開発されています。
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