Concurrent Engineering
- global-edger
- 2022年6月4日
- 読了時間: 2分
今回は、コンカレントエンジヒアリングについてです。

少し前にアメリカで誕生した、製造業の設計から製造までの方法論です。
他にもTOC(制約の理論)などもあります。
アメリカと言う国は、この様な方法論を生み出すのに長けている様です。
製造業に関わりの深い方は、良くご存じだと思います。
何か、難しい理論に見えますが、日本でも大手家電製造業や、建設業、ITプロジェクトまで広く応用されています。
簡単に言えば、設計・生産計画・製造と前の工程が終わってからリレーの様に進んでいた
様々な工程を、並行して進める事により、トータルの製造リードタイムを短縮し工場でのスループットの向上まで狙った仕組みです。
ウオーターフォールからアジャイルや、バーチャートから線形計画法等の動きにも似ています。
以前は大手製造業が導入していましたが、最近ではOEMやノックダウンの浸透で、中堅中小製造業にも導入が進んでいます。
この様に並行して工程を進めるためには、関連各所のコミュニケーションや情報共有が必須になります。
コンカレントエンジニアリングの定義を以下にご紹介します。
コンカレントエンジニアリングとは、製造業の製品開発工程において、複数の業務を同時進行させることで、開発の効率化や期間短縮を図る手法です。
従来は設計を終えた後に生産技術へバトンを渡していたのに対し、コンカレントエンジニアリングでは設計段階から生産技術部門・製造部門などと共同で、同時に開発を進めていきます。
コンカレントエンジニアリングの思想はアメリカで生まれ、日本では数十年前、大手自動車メーカーが先立って導入しました。近年は、家電や重工系など、幅広い製造業に広がっています。部品点数が多く、開発スケールが大きな製品分野で効果を発揮する手法であり、主に大手メーカーで取り入れられています。
一方、中小メーカーにも、開発・製造プロセスの改善策としてコンカレントエンジニアリングに取り組む企業が見られます。昨今、大手企業がOEM委託先を巻き込む、あるいは「オープンイノベーション」をキーワードに他領域・他業態の中小企業と協業するような動きも広がってきました。
現在、中小メーカーに勤務しているエンジニアの皆さんも、今後コンカレントエンジニアリングに関わる機会があるかもしれません。



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