今回はエコシステムについてです。
Wikipediaでの解説では、以下の様になっています。
「エコシステムとは、「生態系」という意味の英単語。 ビジネス分野では、互いに独立した企業や事業、製品、サービスなどが相互に依存しあって一つのビジネス環境を構成する様子を生物の生態系になぞらえてこのように呼ぶことがある。」
当初私は、パートナーアライアンスの同義語だと思っていましたが、この定義によるともっと広い意味があるようです。
むしろパートナーアライアンスがエコシステムの一部と言った方が良いと思います。
「互いに独立した企業や事業、製品サービス等が相互に依存しあって一つのビジネス環境を構成する様子」がエコシステムであれば、もう少し具体的に構成要素を挙げると以下の様になるのでは、と思います。
1, アライアンスパトナー
ある企業やその企業が提供する製品を中心に、市場の拡大やお互いの業績向上のための業務提携であり、基本的に観方同志。
2, ユーザー
その製品を導入したユーザー企業群であり、製品の品質向上やユーザー企業の増加による投入効果の最大化を木庭とする。
3, 海外拠点
グローバル企業では、国内プロジェクトだけでなく、グローバル導入が多い。その際、各拠点との連携は必須となる。
4, 許認可官庁
通信や放送などに顕著であるが、許認可を行う監督行政機関であり、効率的な許認可や事業内容の監督などの関わりである。
5, 競合
上記とは意味合いが異なるが、同じ市場を構成している事や、ユーザー視点では競合の製品と統合したシステムもありうる。
広い意味ではまだあると思います。
それと生物生態系には、頂点を占める生物や底辺の生物が必ず存在しますが、ビジネスの
世界でもそれらは存在するのか、単純に元受けと下請けの古い構造が、今後の複雑化する
ビジネス環境に通用するのか、等の課題もあります。
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