今回は、メディアや放送機器の展示会、Inter-Beeのご紹介です。
以前はこの手の展示会には、出展側として多く参加してきました。
久しぶりに展示会に参加したのは、弊社代表が海外展開をサポートしている、名古屋の日本ビデオシステム様が出展されたからです。
Sony/Hitachi/NHK/TBS等の大手の出展社と比較すると少し地味なブースでしたが、社長にお話を伺うと、大盛況だったそうです。
日本ビデオシステム様は、カメラに連動した光変換及び伝送機能を持つ放送機器の高い技術をお持ちの会社です。
機材を見ると、昔の舞台やテレビ収録の仕事を思い出しました。
良いニュースとしては、出展期間中に同じ会場に出展されていた、TBSの社長様がブースを訪問されて、中継車に搭載する機器一式を受注されたとのことでした。
TBS様は、以前の会社でお客様であり、友人も者属されていたので、縁のようなものを感じました。
日本ビデオシステム様が、JETROの支援を受けて海外展開を決められたのは、国内での高い技術的評価を、海外に発信して業績にレバレッジ(梃子)利かせるためです。
ここで思い出したのは、レバレッジとお客様との信頼関係は、矛盾関係にあると言う考えです。
レバレッジを利かせて無理をすると、と特に既存のお客様が手薄になり、信頼関係が弱まると言う考えです。
しかし、これら2つの命題は、矛盾はしません。
短期間に、レバレッジを利かせるためには、当たり前ですが、日本の既存のお客様との信頼関係を強化するのが一番有効で、必ずしもいきなり海外へ出る事ではありません。
また、新規のお客様に取って一番の関心事は、既存のお客様の評価です。
お客様は、最強の営業かもしれませんね。
弊社代表は、他にもいくつかの会社をサポートしていますが、足元を固めて着実に業績を向上させること、前述した既存客を軸にした横のセグメント展開、また、エンドユーザーや、同じ伝送についても、コンテンツを持つ源流に近づいて行く縦の展開等を駆使して、今後もサポートを続けて行きたいと思います。
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