今回は、ネットワークについてです。
ネットワークには色んな意味があります。
私がネットワークに関わったきっかけは、VANと呼ばれる付加価値通信網でした。
当時はコンピューターネットワークと言う概念はなく、NTTの特定回線や公衆回線を使ったオンラインもしくはデータ通信の初期と言えます。
その内、企業内ネットワークのLANや広域ネットワークのWANが登場し、商用インターネットの普及により統合されて行きました。
現在は色んなネットワークを知らないうちに使っていると言えます。
そこで、ネットワークの基本的な事を復習してみます。
「IT業界で使われるネットワークという言葉は、複数のコンピューターをつなげる技術および状態のことです。
現在、生活を便利に豊かにしてくれる、電子メールやWebサイトの閲覧、SNSでのコミュニケーション、動画視聴、ライブ配信、オンランゲーム、ネットショッピング、オンライン決済といったこともすべてネットワークでつながっているから行えるのです。
このようにネットワークは、官公庁や教育機関、医療機関、金融、研究組織、物流、製造、放送、小売業、飲食業、サービス業、エンタメ業、インフラ整備、農林水産業と、世界中のあらゆる場面で使用されています。
もともとコンピューターは、単体で使う機器であり、一般層には普及していませんでした。しかし、科学技術の発展に伴い、コンピューターがほかの機器と接続できるようになると、アメリカの大学や研究機関などが、ネットワークを利用するようになりました。
そして、ネットワークを介してPC間でメールでのコミュニケーションがとれるようになると、科学技術の進歩もあり、商用利用が進むようになります。
そして現在では、あらゆるシーンで必要不可欠な存在となり、電気、水道、ガスと同じインフラとして通信環境が整備されています。
ネットワークを利用するには、通信手順である「プロトコル」、相手の場所を示す「IPアドレス」、通信の階層を示す「OSI階層モデル」により構成されます。
細かいことを言うときりがありませんが、異なるコンピューター間の通信の約束事を守って、ネットワーク上の相手の場所に対して、通信機器から端末レベルで多様な使い方が出来るコンユーター網と言えます。
ネットワークを導入するためには以下のポイントがあります。
1, 現状業務の分析
2, ネットワークの設計
3, トラブルを前提にする
また、ネットワーク導入の失敗の殆どは、利用人数の見積もりの甘さ、トラフィックの見積もりの甘さ、つまりデータ件数を見ていない事に起因します。」
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