top of page

Processing trade

global-edger

今回は、加工貿易についてです。



日本は、資源が乏しく貿易の対象になる産業や製品は農林水産業、繊維等の軽工業から始まりました。


具体的には、農産物や水産資源、生糸な絹製品でした。


今では、自動車や家電、パソコン等が目立ちますが、鋼材や石油化学製品、半導体や自動車部品も輸出品目の中心です。


後は、資源の調達の裏付けとなる外貨となります。


特に戦後ゼロからスタートした日本は、外貨獲得のために先に述べた、第一次産品や第二次産品を輸出しました。


外貨を獲得して、資源を輸入して国内で加工して付加価値を付け更に外貨を稼ぐと言う循環を産みました。


その循環を作るために通産省は誕生した訳です。仕掛人は白洲次郎さんでした。


経済産業省になって国内向けの行政組織に変わってしまったようです。。


現在の誤算は、エネルギーや食料の海外依存度が想定外に高まった事です。


更に現在の円安に伴う財務省と日銀の為替介入は、見方によっては民間が努力して稼いだ外貨を、財務省と日銀が当面の為替レート操作のために無駄に使っていると言えます。


以下は、ウィキペディアの加工貿易の解説です。


「加工貿易は、中継貿易と異なり加工のプロセスが追加されている分だけ付加価値が高まるため、有利な貿易であるとされている。最終製品の行き先を輸出に頼る構造であるため、国内経済の変動に左右されにくく、大きな資本力と技術力を有しながら経済基盤の脆弱な国においては基幹産業となるとされている。また、こうした条件を十分満たしていなくても労働賃金が安く生産性が比較的高い国であれば成立しうる余地があるとされている。


さらに、原料調達を外国に依存しているため、コストに応じて調達先を変更できる。国内からの原料調達に依存した場合、コストを理由に取引を切ることが政治的にも困難になるからである。一方で、世界経済の動向や国際政治に影響を受け、原材料価格の高騰に対して有効な策が少ないとされている。しかし第二次世界大戦当時のブロック経済体制よりは国際政治の影響は少ないとされている。


加工貿易をより細分化して、他国より原材料や半製品を輸入して加工した上で輸出を行う「能動的加工貿易」、自国の原材料・半製品を外国に輸出して加工を行わせた上で再輸入する「受動的加工貿易」、「能動的加工貿易」の変形で自国では加工のみを行って、本来の輸出相手である第三国に再輸出する「通過的加工貿易」に分けることもある。」

閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示
NewYear2023

NewYear2023

Experience

Experience

New Business

New Business

Comments


記事: Blog2_Post

購読登録フォーム

送信ありがとうございました

09088002463

©2021 by グローバルエッジ株式会社。Wix.com で作成されました。

bottom of page