今回は、資格についてです。
何らかの資格の取得に取り組まれた方も多いと思います。
私はIT関連の仕事をしていましたから、IT関連の資格取得の機会は多かったですね。
当時の通産省の情報処理技術者試験から始まり、特定のITベンダーの資格にも多く取り組みました。
特にITについては、非常に限られた範囲でしか通用しない資格も多く、苦労した割にはあまり役に立たない資格も多かったと思います。
では、どのような資格が役に立つのでしょう?
一言で言うと、特定の会社や業界に特化した資格ではなく、汎用性の高い資格という事が言えるのかもしれません。
難易度の高い、司法試験や公認会計士、不動産鑑定士、技術士などもそうですが、難易度が高すぎて合格した時には就業年齢を過ぎていたと言う話もよく聞きました。
ここでは、現実的に考えて以下の資格を挙げてみたいと思います。
1, 語学系
TOEICや英検、中国語検定などです。
必ずしも高得点を取った人が、その言語で仕事が出来るとは限りませんが、就職や転職時
に採用側の目安にはなっていると思います。
2, IT系
最近ではパソコンが使える事を採用条件にしている企業も多く、ITパスポートやMOS
等がそれにあたります。少しはMCP等Windows関連の資格が流行りましたが、最近で
は、より実用的になってきています。
3, 会計系
簿記検定がそれにあたります。
複式僕の感覚や、仕訳帳から財務諸表までの全体の関連が理解できますが、一方では原票
を見て、どの勘定科目に割り当てるか等の実務経験も必要です。
上位に税理士等もあり、実際は公認会計士より実用的なようです。
4, 教育系
教員免許ですが、免許を取得しても各教育委員会の採用試験に合格しないと、教壇に立つ
のは難しいようです。
5, 不動産系
宅建がそれにあたります。
不動産取引の重要事項説は宅建の有資格者が行う必要があり、需要は高まっています。
6, 運転免許
普通免許や準中型、大型等様々ですが免許なしには運転は出来ませんから、職種によって
は、必須になるケースもあるようです。
これらはあくまでも一例です。世の中には、多くの資格がありますが、資格マニアになっても仕方がないので、自分の仕事に必要な資格で、なるべく汎用性が高い資格を選ぶことが大切です。
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