今回は、SAP Academyのご紹介です。
名前を聞いたこともある方もいらっしゃるかと思いますが、受講された方は少ないと思いますので、ご紹介します。
コースは、SD/PP/MM/FICO/BAYSYSの5つで、期間は約2ヶ月です。
コース毎に、概要、詳細、演習などが行われ、最後に各コースの受講者でチームを作り、模擬システムを作成し、デモンストレーションを含むプレゼレンテーションセッションがあり、かなりハードです。
年配の方の中には、体調を崩してリタイアされる方もいらっしゃいました。
模擬システムは、チームによって、予定より早かったり、結局動かなかったり、様々です。
費用は、一人約200万円で、高いですが、これを経験するかどうかで、後にかなりの差が出ます。
一例をあげると、約5万あると言われている、R/3のカスタマイズテーブルの内、約500を知っていれば最低限の動きは保証されること等を知ることが出来ます。
最後は、認定試験です。今はパソコンですが、当時は筆記でした。
約半日かかりましたが、社員でも3人の内2人は落第します。
これを通過して、デモンストレーションの試験に合格すると、教育を兼ねてプロジェクトに参加後やっと独り立ちです。
国によって多少の違いはありますが、このくらい厳しくないと所謂ERPのプロジェクトは難しいと思います。
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