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SAP6_Process_Sector

global-edger

今回も、前回に続いてプロジェクトのご紹介です。


プロセスセクター(石油・化学・製薬等)のコンサルティングの責任者として、多くのプロジェクトを経験しました。

主なプロジェクトは、以下です。


・住友化学

・三井化学

・呉羽化学

・宇部興産

・第一三共

・Exxon Mobile


個別のご初回の前に、日本での早期導入ユーザーは主に組立て製造業でした。


前回のSII/Hitachi/JAE等です。


しかし、グローバルでは圧倒的にプロセス系でした。


Exxon/Novartis/BASF/DuPont等で、組立て系が社員の1割程度しか導入しないのに比べ、プロセスほぼ全部に導入されます。


1, 住友化学

 約6000ユーザーのフルモジュールでのBig Bangで、Single Instanceでした。

 更に、日本最初のAPO(SCM)ユーザーでもあり、大変なプロジェクトでした。

 そのせいで、私がAPOのプロダクトオーナーになり、開発との連携も必要でした。

 プとジェクトが完全に暗礁に乗り上げた状態で担当しましたが、一番の原因は、人数が

 多すぎる事でしたので、大幅に絞ると同時にベテランに入れ替えました。


2, 三井化学

 パートナー(TIS)がメインで、SAPからはインフラの部分に絞っての対応で、TIS側の スキルが高かったのと、三井化学側のプロジェクト体制が強固だったので、住友化学ほど はトラブルはありませんでした。


3, 呉羽化学

 パートナー(日立)案件で、営業と連携してプロジェクトの初期段階でSAPから厚く

サポートしたパターンで、トレーニング兼スキルトランスファー案件でした。


4, 宇部興産

 これも日立案件で、プロジェクトと言うより、私とベテラン社員が、宇部興産のプロジェ クトマネージャーを直接サポートしました。

 住友化学で実績がある、APO2.0を検討されていましたが、3.0まで待ってもらいました。


5, 第一三共

 主に担当したのは第一で、日本でのPP-MESの最初のユーザーだったので、ドイツから

 かなり日本に来てサポートを受けました。

 後に三共に導入され、その後合併しました。


6, Exxon Mobile

 アメリカ本社からの、ロールアウトの一種でしたが、日本側にローカルシステムは持た ず、アメリカのシステムを日本から使う形態で、現場が混乱しないように日本側のユーザ ーのサポートが主で、少人数で所謂トレーニングと説得でした。


他にも多くありましたが、先ずは主な物のご紹介です。


この後は、IBMとのStrategic Allianceになりますが、以前に詳しくご紹介していますので、

次回は、波及したNEC/富士通/日立とのアライアンスに触れます。

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