前回に続きご紹介します。
とにかく発足はしました、当面何をするのかの議論が始まり、以下の事柄に取り組むこと
決めました。
1, IBM/SAP双方の実働メンバーを決定する。
・日本IBM:理事1名・事業部長1名・担当部長1名・コンサルタント5名
・SAP Japan:担当部長1名・プロジェクトマネージャー2名・プリセールス2名・コン サルタント5名
2, 日本IBM箱崎オフィスにプロジェクトルームを設置する。
3, 日本BMの営業を中心にTTTを開始する。
・年間約200名が対象
4, 対象セクターを決定する。
・製造業大手
・中堅中小企業(GB)
5, プロジェクトデリバリー形態(日本IBMのデリバリー用の施設)を決定する。
・トリトンスクエアのWark-Inプロジェクトルーム
・これは、オンサイトではなく顧客が訪問し要件を詰めて進めていく形
6, ソフトウェアライセンスの販売チャネル戦略を決定する
・エンサイクロペディア(IBMの子会社)
・卸値は2種類(大手と中堅中小)
7, メディアへの告知を行う
・投げ込み
・結果個別メディアは日経ビジネス
ここまで準備をして、個別のパイロット案件に営業やプロジェクトマネージャーとと
取り組みを開始しましたが、以下の問題が発生しました。
1, 日本IBM側
・我々はIBMなので、SAPだけでなくあらゆる選択肢を顧客に提供できる。
何故SAPにフォーカスするのか?
2, SAP Japan側
・パートナーは多くいて、協力的なところもあるのに、何故何を提案するのか分からない
見積もりの高いIBMを特別扱いするのか?
協議の結果、何か受注して結果を出さないと双方を競ってくするのは難しいいと言う結
になりました。
次回は、受注に向けた取り組みとその中で分かってきた日本BMとSAP Japanの相容れな
い本音についてです。
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