今回は、貿易についてのご紹介です。
日本はイギリスと同じ島国で、資源もなく貿易立国と言われています。
それらの指標も多くあります。
代表的なものが、貿易収支です。
簡単に言うと、輸出-輸入です。
これに何の意味があるのか総合商社にいる時から考えていました。
輸出が多い分、外貨準備高が上がります。
そして、その外貨で資源を輸入して加工貿易を行う。
それが、旧通産省の考えでした。
それが全てか、また外貨をためてどうするのか?そんな疑問は皆様もお持ちでしょう。
貿易は、輸出と輸入です。為替もありどちらかが良くて、どちらかが悪いとバランスが取れません。
貿易で儲かって得たものは、アメリカからの貿易不均衡の是正勧告くらいです。
本来、日本は輸入大国であることを忘れてはいけません。
素材や部品、それが日本の強みであり、完成品は一時的なもので、少なくとも国内ではその需要は賄切れませんね。
総合商社が何故何でもかんでもやるかと言うと、為替や市況によるリスクを分散することです。
ベースは国内取引です。
全てはバランスで、政治と同じです。
それは、海外に住まないと為替の実力が分からないのと似ています。
そんな日常感覚を持つことが、グローバル化も知れません。
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