代表取締役社長の小柳です。
2018年度から、ジェトロ(日本貿易振興機構)の専門家として、日本の中小企業のお会社様の海外進出のお手伝いをしています。
2018年度のジェトロのサービスは、「貿易実務」や「英語」が中心でした。
でも、もっと基本的な事、それ以前の問題を抱えておられるお会社様が大半でした。例えば以下です。
・少子高齢化なので海外に販路を見出したいが、何をどうすれば良いか分からない
・たまたま単発的に海外と取引した経験はあるが、戦略もブランディングも無く、体系的な事業でない
・足元の国内事業がよろしくない(国内での実績を作る必要がある)
・海外事業の体制/人員が不十分で、予算化もされてない
展示会の出展や商談会の支援がテーマになると、マーケティングやブランディングの指導が欠けているとなったようです。2019年度以降は徐々に、そのような分野の専門家の枠が出来ました。
また、Webサイト、特にコロナ禍ではオンライン展示会に強い専門家が求められるようになってきました。
実は、戦略、マーケティングやブランディング(展示会・商談会の準備・出展・フォローアップ、Webサイトやカタログなどのツールの企画制作)は、私の専門です。
そんな中、今年の2月、ある地方のジェトロ事務所の所長さんから東京本部の方を通じて、「商談を成功させるためのブランディング」をテーマとしたワークショップの依頼があり、2時間ずつ3回シリーズのワークショップを、オンラインでさせていただきました。
1回目はマーケティングとブランディングの基礎知識を講義形式、2回目はSWOT分析と戦略を講義形式、3回目は個別面談(コンサルティング)でした。
参加されたお会社様は、業界、規模、製品サービス、歴史、参加者(肩書)、国内外事業の実績、悩みは千差万別でした。結果、コンサルティングの内容は戦略、マーケティング、ブランディング、Webサイトやブランディングの戦略・ルール化・実務、企業経営、事業継承、企業変革(リーダーシップ)と多岐に渡りました。
中には私にとって初めての業界のお会社様もありましたが、方向性や今後の進め方が整理できたとのフィードバックを頂戴しました。
確かに、お会社様に方向性を出し、戦略・進め方を定めて頂くべく、コーチング形式でお手伝いするのが私のスタイルです。主役はあくまでもお会社様ですから。
そして、マーケティングやブランディング、コミュニケーションならば、実務面でのお手伝いも可能なのです。
貿易実務、規制、現地法人設立、税務等の専門的な事は、その道の専門家にご相談いただきます。
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