前回は、テレワークに参加する側つまり社員編でした。
テレワークは、社員が会社に来ない仕事形態ではなく、会社自身のビジネスプロセスを大幅に変える
必要があります。
ここでは、主にテレワークを実施する側会社編の検討事項を上げます。
1, ライン組織とその運営
・前提としてVenture組織を作る。
・Firewall等セキュリティー方針を決める。
・ビデオカンファレンスで進め方について情報共有する。
・会社であれば、レポートや役割に基きワークフローを決定する(社員・外部人材)。
・ドキュメント等は、共有ファイルサーバー(Dropbox等)を使って共有する。
・会議帯を決め、意志決定者を交えて、物事を決めて行く。
・各工程毎に、品質や進捗を管理する。
・ヘルプデスクや問題データベースを構築する。
2, プロジェクト管理-1
・前提としてVenture Project Teamを作る。
・リモート形態により利害関係者が増加するのでPMO機能を強化する。
・Firewall等セキュリティー方針を決める。
・ビデオカンファレンスで進め方について情報共有する。
・プロジェクト体制に基きワークフローを決定する(内部・外部)。
・ドキュメント等は、共有ファイルサーバー(Dropbox等)を使って共有する。
・会議体毎の、意志決定者決め承認プロセスを実行する。
3, プロジェクト管理-2
・プロジェクトに必要な資材などの調達機能を定義する。
・各工程毎に、品質や進捗を管理する(内部監査)。
・ヘルプデスクや問題データベースを構築する。
・リモートコンサルティングで機能を定義し、実装するためのインフラを構築する。
・テストを進め、ユーザーの承認を得る(特にGo Liveの意思決定)。
・移行データを作り、移行する。
・トレーニングを行う。
・プロジェクトの目的(IPO, M&A, 等)により、会計監査等の監査機能を決める。
4, 人事労務管理
・勤怠管理の見直し。
・ステークホルダー毎の契約形態の見直し。
・目標設定・人事評価の見直し。
・福利厚生・ヘルスチェック等の見直し。
・内部・外部向けの支給品・経費負担・経費精算等の見直し。
・採用・人材育成の見直し。
・リクリエーション・人材交流方法の見直し。
・パートナー・監査法人等との連携の見直し。
以上の様に、テレワークは単なる形態ではなく、個人も会社もかなりの変革が必要です。
しかし、ずっと考えていても仕方がありません。
走りながら考えることも必要です。
Comentarios