本日は私が最初に勤めた会社のベテラン営業から聞いた話をお伝えします。
ITの会社でしたが、親会社が生命保険会社で、そちらの営業部の話でした。
ITに限らず生命保険会社も様々なバックグラウンドを持つ社員がいます。
主な営業(個人)は外交員つまり、個人事業主の女性です。
それに加え生命保険会社には、教員組合などの団体営業もあります。
その営業部は男性が多く、ノルマはかなり厳しいようでした。各営業は様々なスタイルで保険獲得活動を行います。営業と言うと、押しが強くいかにも営業と言う人も多く、どんどん契約を獲得して行ったとの事でした。
しかし、そんな営業ばかりでもなく、おとなしくて目立たない人もいたそうです。
ある年末に、年間チャンピオンは誰か?と言う頃に誰もが一番アグレッシブな営業がチャンピオンになると思っていたそうです。
ところが、チャンピオンは一番おとなしくて目立たない営業でした。
営業部長は、どんな営業活動をしたのか、皆に説明してくれとその営業に頼んだら、彼はただ毎日のように、手紙を担当していた全教員に出したとの事でした。
人間、持って生まれた性格は皆違います。おそらく、その営業は派手な動きは出来ない代わりに、丁寧な営業活動をしたのでしょう。
つまり、不得意な事を悩むより、得意なやり方を続けて行けば、必ず結果は出ると言う事だと思います。ただし継続すればですが。
考え方と続ける事が重要ですね。
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