今回は、ITトレーニング・情報システム化計画に続き弊社サービスメニューである情報システム監査のご紹介です。
過去に当時の通産省が、情報処理技術者試験の一環として、システム監査技術者試験を導入しましたので、聞いたことがあるかも知れません。
システム監査には大きく二つがあります。
一つは開発導入プロジェクトにおいてプロジェクト計画に沿ってプロジェクが運営されているかどうかを監査するプロジェクト監査。
もう一つは運用後のシステムが、情報システム化計画で意図した効果を上げているどうかを監査する情報システム監査です。
前述の通産省のシステム監査技術者は、プロジェクト監査を指しており、情報システム監査は運用後のシステムのモニタリング・改善・必要に応じた要員の再教育等その範囲は多岐に渡ります。
グローバルでは、システム監査と言うと情報システム監査を指していて認定試験もあります。同じ資格でも通産省の試験は国内だけ、開発導入フェーズだけでかなり違います。
弊社サービスの背景は以上として、以下にサービスメニューの概要を挙げます。
実際の監査時はチェックシートに沿ってヒアリングしたり、実システムの調査を行い評価レポートを作成しますが、ここではあくまでも概要です。
・ITシステムを対象に企画・開発・導入・運用のシステムライフサイクル全般に渡り、
監査・改善提案活動を実施します。
・システムの対象範囲は、スクラッチ・ERP・ハイブリットとし、運用形態は、BPO・AMO・クラウド・自社運用とします。
・システム化の狙い、入れ替え/更新, BPR, 買収、合併等についても、その本来の目的と照らし合わせて目的性を評価します。
ここまで、ITトレーニング・情報システム化計画・情報システム監査とご紹介してきましたが、皆様の中には疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それは、肝心の一番儲かる開発導入は?だと思います。
そのフェーズは作業なので、開発標準の説明等に留めます。
弊社は、計画・トレーニング・運用後の監査にフォーカスしています。
次回以降は、可能な範囲でプロジェクトの事例に触れていきますが、これもあくまでもトレーニングの一環です。
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